気が付いたら10か月ぶりの投稿になってしまいました。少ない余暇をゲームに全振りしていたらすっかりアウトプットを忘れてた。
そんなわけで今回は、1年前に購入してからお世話にならない日がほとんどないゲーミングPC『Pavilion Gaming Desktop TG01』にSSDを増設しました。
このPCにはもともと512GBのM.2 SSDと2TBのHDDが搭載されているのでゲームは極力HDDの方にインストールするようにしてるんだけど、某ゲーム(タイトルは諸事情により秘密、DOAXVVではないです。)をMOD盛り盛りにして遊んでいたら思いのほか容量が膨らんで起動もかなり遅くなってしまった。まだまだ長く遊べそうなタイトルだし快適にプレイしたい、なんなら専用のドライブがあったって構わないだろう思い、SSDの増設することにした。
増設に必要なパーツはAmazonで購入。SSDはCrucialのBX500(2.5インチ・480GB・SATA接続)を選択。メインボードとSSDを接続するケーブルはCable MattersのSATA3ケーブル、1本あれば充分なんだけど3本セット800円弱で評価も悪くないので買ってみた。ネジはなんか知らんけど家にあったミリネジを使用。
サイドパネルを外して作業開始。この機種は星形のネジ(T15)が多用されていて今回の増設作業でも3か所がコレだった。
まずは筐体前面下部の黒いカバーを外す。星形ネジをひとつ取れば簡単に外れる。
続いてフロントパネル、3か所あるツメを軽く起こせば外れる。フロントパネルにはLEDに電源を共有するためのケーブルが接続されているので無理に引っ張ったりしないように注意。
最後に外すのは筐体前面上部のグレーのカバー(カバー?)。前の手順でフロントパネルを外したのはこのカバーを固定しているネジにアクセスするため。ここもまた星形ネジひとつで固定されているだけなので外すのは意外と簡単。
ここまででSSDの増設のために外すべきものはすべて外せたので、コネクタ類を確認。電源はメインボードと既設のHDDを繋ぐケーブルが二股になっていたのでそこから拝借。
データ転送用のコネクタはメインボード側にふたつ空きがあったので、今回は『SATA1』の方を使用。SSDを組み込んでからだとケーブルを差し込めそうにもないので、この段階で購入したケーブルを差しておいた。
さっき外したグレーのカバーにSSDを固定。ネジは4つ角をしっかり留めたかったけど、カバー側にネジ穴が3か所しかなかったので妥協。配線や内部構造的にもこの場所に設置するのがベターな気がするし、HDDみたいに駆動部があるわけじゃないので1か所ぐらい留まってなくたって大丈夫でしょう。
SSDを固定したカバーを本体に戻して電源ケーブルとデータケーブルをSSDに接続したら、フロントパネルと黒いカバーを元に戻して作業完了。まあまあな収まり具合。サイドパネルはSSDの動作確認できてから戻すことにする。
PCを起動して動作確認。『ディスクの管理』で見ると問題なく増設したSSDが認識されているようなので、パーテーションを作成してフォーマット。
無事SSDが使えるようになったので、とりあえず『Crystal Disk Mark』読み書きの速度を確認。Read 551.87MB/s・Write 507.37MB/sと概ね想定していたとおり。
移行する予定のゲームがインストールされている既設のHDDもチェックしたら、Read 199.17MB/s・Write 191.77MB/sだった。そりゃあSSDの方が速いに決まってるし今回はそうじゃなきゃ困るんだけど、HDDも思っていたよりは速かった。
ちなみに購入したときに計測した起動ドライブのSSD(NVMe M.2)は、Read 3420.75MB/s・Write 1348.60MB/sと流石のスピード。スロットが空いてればこっちを増設したかった。
さて、ここまでは言わば前段階。本題は「SSDに移行した某ゲームの起動がどれだけ早くなるか」だ。もちろんやるからには起動にかかる時間を実際に計って比較するわけだけど、MOD盛り盛りの状態とはいえSSDの方にはゲーム本体を一度クリーンインストールするわけで、キャッシュやゴミファイルがあるかもしれない既存のHDD環境と比較するのはフェアじゃない。ということで、もとのHDDドライブの方も一度ゲームを再インストールして起動時間を計測、そのあとに本命のSSDに再インストールしてから起動時間を計って結果を比較してみた結果は以下のとおり。(MODの影響で起動が遅くなっているので、もちろんセーブデータやMOD環境も復元したうえで計測しています。)
【移行前】HDD…85秒
【移行後】SSD…43秒
ご覧のとおり、起動時間は1/2程度に短縮されました。『Crystal Disk Mark』が出した数値から考えてもまあ妥当な結果。体感的には数値以上に快適になったし、MODを入れ替えて遊んでいるとどうしてもゲームの再起動が多くなるので、この短縮はありがたい。某ゲーム用と考えて増設したSSDだけど、さすがにそのゲーム1本で480GB丸々使うわけじゃないので、頻繁に遊ぶゲームや重めのゲームはこっちに入れていこうと思います。
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